アレルギー反応で、ハプテン(簡単に言うと、それ自体にアレルギー反応起こさない化学物質が何かのタンパク質にくっついてアレルギーを起こさせるようになるもの)の存在を大学の教養科目の化学の先生に教えていただきました。
自らの花粉症と闘うなかで、アレルギー反応には何らかの化学物質の影響があるのではないかと思っていましたので、とても納得しました。毎日口にする主食の「残留農薬」=ハプテン?ではというのが最初に思いついたものでした。
今では、「エピジェネティックス」という考え方が様々な疾患・障害について、
言われています。病気や障害のいうのは、細胞の遺伝子が関与しています。この遺伝子のそばで、いわば遺伝子を開ける鍵のような部分があって、そこに関与するのがハプテンのような物質だと想像していただけるとわかりやすいと思います。胎児の発育で、きちんと遺伝子が正しく作用していく様に葉酸を服用する(欧米では標準的に妊婦さんに処方されます)のも、このエピジェネティックスの考え方によります。